俺たちは微力だけど無力じゃない! [その他]
震災から1年が過ぎました。
僕は震災発生後のゴールデンウィークに初めて東日本大震災の被災地に行ってきました。
その時は石巻で7日間 活動させていただきました。
当時 震災から約50日。
道路の瓦礫はかろうじて撤去されていて通行はできたけど、まだヘドロが表面に残っていて車が通ったり風が吹く度に土埃として舞い上がる状態。
道路以外は瓦礫の山。
手つかずの所が大半でした。
その時の僕たちのメインの活動はあるアパートの掃除。
10人近くで1日作業しても1部屋の掃除すら終わらない。
見渡す限り倒壊した家々と瓦礫の中、ずっと無力感に襲われてました。
作業していたアパートから見た風景。見渡す限りの瓦礫の山
部屋の掃除も、部屋の中に残された家財とヘドロをかき出すまでの作業が僕たちの仕事。
作業を終えた状態でこんな感じ。
駐車場には運び出した家財とヘドロの山。
こんな状態で人が住めるようになるんだろうか…
そもそも1度被災した場所に住民は戻ってくるんだろうか…
体力的よりも精神的に疲れました。
作業中の休憩時間。脱力するメンバー
それでもスタッフから教えてもらった「俺たちは微力だけど無力じゃない」という言葉と、一緒に作業した仲間の存在、住民の方からいただいた元気を支えに作業をやってきました。
ボランティアは限られた期間に限られた活動になるので、最後の結果が見えないことがほとんどです。
でも、先週 当時のボランティア仲間が石巻に行ってきて、ネットのつぶやきで現地の写真をUPしてくれてました。
いただいてきた写真
アパートがきれいになってる
電気工事が行われるところまで工事が進んでます。
そして、そのつぶやきでいただいたコメント、
あのヴィラに住んでらした方々は、皆様御健在だから、戻ってくるんでしょーかねー!?
でも、周りの戸建てはまだまだ悲しい状況でした。
ヴィラの復旧が飛び抜けて早いのは、間違いなくうちらのおかげっ
いいことした気がしましたー
そうだよねー
あの努力は無駄じゃなかったよね…
誰かの役にたってるよね…
ちょっと感動したので日記にしてみました。
僕もGWに現地に行ったら絶対にこのアパートの様子を見に行きます。
住民の方が戻ってきて生活を始めていたら、きっと泣いてしまうんだろうな…
不審者として通報されたりして(笑)
大好きな言葉なので最後にもう一度。
俺たちは微力だけど無力じゃない!
2012-03-25 19:47
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0