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はじめに [その他]

はじめまして。
春風ねこ丸です。

2004年の中越地震の時にボランティアに初めて参加してから今まで何度か被災地に行ってきました。
ボランティアに初めて参加した時は、何処に申し込めばいいのか?、必要なものは何か?、そもそも現地で何をするのか? 等々… わからないことだらけで、それが一歩足を踏み出す上で大きなハードルになっていました。

そこで、これからボランティアに参加しようと思われている方の参考に少しでもなればと、去年4月に石巻に行ってからのボランティア活動時の様子などを紹介させていただきます。
また、ボランティア以外で被災地に行った時の事なども書こうかなと思っています。



(2013.10.12追記)
あの日から2年半以上経ちました。
現地ではまだまだやることがいっぱいあります。
人手も必要です。
でも、世間の関心がどんどん薄れていて、現地に行くと被災地とそれ以外の場所との温度差を感じてしまう今日この頃です。
今こそ当時の現地の様子を少しでも伝えていかないと…
今までこのブログを放置していたことを反省しつつ、日付順に記事を書いていこうと思います。
基本的に記事は当時mixiやFaceBookに書いた記事を多少編集して書いていきます。
何度か東北へ行くうちに考え方や認識なども変わってきていますが、当時思ったことをそのまま書いていこうと思っています。


  ねこ丸

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共通テーマ:日記・雑感

はじめに その2 今までのボランティア一覧 [その他]

今までのボランティア活動や被災地訪問を時系列で並べました。
こちらは随時追加していきます。
日付の前の記号は、 〇:記事を書いた活動 ×:まだ記事を書いていない活動です。

ボランティア活動

2011/04/30~05/06 石巻市
 初めて東日本大震災の被災地に行きました。


×2011/07/07~07/10 大船渡市・陸前高田市
 名古屋からボランティアバスで参加。

×2011/08/15~08/20 石巻市
 ゴールデンウィークでお世話になった団体にまたお世話になりました。

×2011/10/08~10/09 モリコロパーク
 被災地に行って活動したわけではありませんが、東北支援のイベントに
 ボランティアとして参加しました。
 大船渡のみなさんと三陸の美味しい秋刀魚を焼いて提供しました。

×2011/10/15~10/16 和歌山県新宮市
 台風による河川の氾濫で被害を受けた和歌山県へ。
 初めて個人で現地のボランティアセンターまで行って活動してきました。

×2012/04/29~05/02 福島市
 初めての除染活動。
 地道で困難な除染活動の実態を知りました。

×2012/05/03 女川町
 2年ぶりに復活した女川町の熊野神社の例大祭。
 多くの氏子が津波で亡くなり神輿の担ぎ手が不足していました。
 そこで担ぎ手として祭に参加させてもらうことになりました。

×2012/05/04~05/06 石巻市、南三陸町
 石巻での活動ですが、去年とは違う団体にお世話になりました。
 色々な団体がそれぞれの特徴があって、色んな活動をしているんだと実感。

×2012/05/19~05/20 つくば市
 竜巻の被害を受けた茨城県つくば市北条地区へ。
 竜巻の威力の凄さに唖然としました。

×2012/06/02~06/03 福島市
 GWにお世話になった団体で再び除染活動。
 初めて土日休みだけを利用しての東北訪問。
 これが想像以上に中身が濃かったので、今後土日だけでも現地に行くことが
 増えてくる予感。

×2012/08/13 女川町
 見渡す限り更地になってしまった地区の住民の方々がお盆の迎え火をする
 お手伝いをしました。

×2012/08/15~16 東松島市・石巻市
 DSPという団体の活動に初めて参加してきました。
 東松島では漁業支援、石巻では遺体捜索を行ってきました。

×2012/08/17~18 南相馬市
 今年の春まで立ち入りが出来なかった小高地区へ。
 1年前のままの現状にショックを受けました。

×2012/12/15 南相馬市
 東京から車を出して福島県を中心に短期ボランティアをしている団体に初めて
 参加させてもらいました。

×2012/12/29~2013/1/2 南三陸町
 2回目のDSP。
 東北で仲間と一緒に年越しをしました。

×2013/3/23~24 女川町
 女川商店街復幸祭の会場設営と撤去、祭当日のさんま焼きをやってきました。

×2013/4/28~5/1 南三陸町
 3回目のDSP。

×2013/5/3 女川町
 去年に続いて女川町の熊野神社の例大祭で神輿を担いできました。

×2013/7/7 名取市閖上
 名古屋に戻る飛行機に乗る前に名取市閖上地区で行方不明者の捜索を
 しているSTEPさんの活動に参加させてもらいました。

×2013/7/27 名取市閖上
 再びSTEPさんの活動に参加して行方不明者の捜索を行ってきました。

×2013/8/3~2 三重県菰野町・四日市市
 菰野町のアクアイグニスでうまいもの祭が開催されて、女川のさんまを焼いたり
 物産の販売が行われました。
 売り上げは女川に寄付させていただきました。
 女川から獅子舞集団もやってきたので、そちらのお手伝いもしました。

×2013/9/28~29 福知山市
 台風18号で被害を受けた福知山でビニールハウスの撤去などを行ってきました。

2013/10/6 三重県菰野町
 再びアクアイグニスでさんまを焼いてきました。
 
×2013/10/19 沖縄県北谷町
 震災後、沖縄の方々が繰り返し女川を激励に訪問してくれました。
 今回はそのお礼に女川の方約40名が1000匹のさんまと共に沖縄を訪問。
 そのイベントのお手伝いをしに沖縄へ行ってきました。

×2013/11/02~04 伊豆大島
 大規模な土砂災害で大きな被害を受けた伊豆大島元町地区で泥だしの作業を
 してきました。

×2013/11/29~2013/12/02 伊豆大島
 2度目の伊豆大島。
 行方不明者の搜索や民家の塀の補修、復活する店の商品の洗浄などを
 行ってきました。

×2013/12/30 名取市閖上
 行方不明者の捜索を行いました。

×2013/12/31~2014/1/1 石巻市十三浜
 十三浜の小さな海岸で行方不明者の捜索を行いました。

×2014/1/11~13 伊豆大島
 3度目の伊豆大島。
 被災した倉庫の清掃、行方不明者の捜索、海岸の清掃などを行いました。

×2014/3/16 女川町
 女川商店街復幸祭でさんまを焼いてきました。

×2014/4/26~27 福島市
 福島市にある常円寺さんの除染活動に参加。
 今までの活動で集めた仮置き場の土をフレコンに詰め替える作業をしました。

×2014/4/28~29 石巻市十三浜
 浜辺で行方不明者の捜索を行いました。

×2014/4/30~5/1 名取市閖上
 閖上で行方不明者の捜索を行っいました。

×2014/5/2~3 女川町
 熊野神社例大祭で神輿をかついできました。

×2014/5/11 三重県菰野町
 アクアイグニスで開催されたうまいもの祭で女川のさんまを焼きました。 

×2015/5/3 女川町
 熊野神社例大祭で御輿を担いできました。 

×2015/8/23  三重県四日市市
 花火大会の会場で女川の物産販売のお手伝いをしてきました。

2015/9/19 栃木市
 台風18号で水害被害を受けた栃木市で1年4ヶ月ぶりの災害ボランティアをしてきました。 

×2015/9/20  女川町
 おながわ秋刀魚収獲祭で秋刀魚を焼いてきました。

×2015/10/3~4  浜松市  
 第5回 遠州バザールで女川の秋刀魚を焼いてきました。 

×2015/11/3  国立市   

 国立市の祭りに女川物産のブースをお手伝いしていきました。

×2015/12/14 東京都庁   

 女川Loversの忘年会が東京で行われたので東京へ行きました。
 夕方までは 都庁で行われていた女川物産展のお手伝い。

×2016/1/1~2 女川町   

 女川で年越しをして、元旦から熊野神社の獅子振りに同行して仮設住宅などをまわりました。

  

 

被災地訪問


2011/03/11 静岡市
 訪問したというか、遭遇したんです…
 静岡ですが、津波警報が発令されて電車が止まり、駅で雑魚寝することに
 なったので、一応体験談を紹介しようと思います。

×2011/05/14 千葉市
 ただ千葉ロッテの応援に海浜幕張に行っただけですが、時間があったので
 液状化現象被害の現場を見てきました。

×2011/08/14 石巻市
 ゴールデンウィークに自分たちが作業させてもらった現場がどうなっているのか
 気になったので、ボランティア活動の前日に石巻を再訪しました。

×2011/09/17~09/19 石巻市・女川町・南三陸町
 ボランティア活動は団体行動なので気になる場所があっても自由に見に行くことは
 できません。
 そこで、連休に現地でレンタカーを借りて宮城県内を走り回ってきました。

×2012/04/28 仙台市・女川町
 災害廃棄物処理の問題に関心があったので、仙台の仮設焼却炉と女川の
 仮設置場を訪ねました。
 復興への歩みを進める女川では海の幸を堪能してきました。

×2012/08/12 田代島
 宮城県石巻市田代島。
 猫の楽園として知られるこの島も津波で基幹産業の漁業が大打撃を受けました。
 この島の漁業を復興させるプロジェクトに寄付をさせていただいた縁で、ずっと遊びに
 行きたいと思ってました。
 今回念願かなって行ってきて、猫に囲まれて幸せなひと時を過ごしてきました。

×2012/08/14 女川町・南三陸町・気仙沼市
 ドライブしてきました。
 気仙沼は初訪問です。
 南三陸では素敵な家族との出会いもありました。

×2012/09/08 女川町
 青春18きっぷを使って往復在来線で女川まで行きました。
 遠かった…
 女川ではJR主催のウォーキング大会に参加して女川町内を歩いてきました。

×2012/5/4~5 女川町
 5/3日に熊野神社の例大祭のお手伝いをしてからも女川に滞在してのんびりして
 きました。

×2013/7/6 女川町
 コンテナ村商店街沖縄ナイトに参加してきました。 

×2013/12/29 女川町
 女川の馴染みとなった店で飲み歩きをしようと思って行ったのに、ことごとく年末
 年始の休みでした。

×2014/01/01 女川町
 十三浜でボランティアをしてから仙台に戻る途中に女川の熊野神社に寄って
 初詣をしてきました。 

×2014/2/22~23 女川町
 行きつけの焼き鳥屋さんが2月いっぱいで店内での飲食をやめて持ち帰り専門店に
 
なると女川のコミュニティラジオを聴いていて知ったので、いてもたってもいられなく
 なり飲みに行
ってきました。

 ×2014/3/15 女川町
 「津波が来たら高台に逃げる」という基本を将来に伝承するためにできた祭、
 ”復幸男”に参加してきました。

×2014/4/4~7 久慈市、野田村 他
 三陸鉄道が全線で運転を再開するのに合わせて久慈市に行ってきました。
 あまちゃんのロケ地や津波被害を受けった沿岸部を回ってきました。
 三陸鉄道やBRTにも乗ってきました。

 ×2014/8/11~12 女川町
 ゴールデンウィークに腰を痛めてしまったので、ボランティア活動抜きの女川訪問です。
 大好きな女川を散策して、夜は飲み歩きました。 

×2015/3/20~22 女川町
 3/21 震災から4年ぶりに石巻線が全線で運転を再開しました。
 女川駅が完成し、町開きのセレモニーが行われました。
 復幸男にも参加してきました。
 3/22 駅前で行われた復幸祭に今回は一般参加者として参加してきました。

×2015/5/1、2、4、5 女川町
 女川町散策。
 5/3は熊野神社例大祭で神輿を担いで町内を練り歩きました。 

 ×2015/11/1~2 女川町、石巻市
 石巻市にある仮設商店街、立町ふれあい商店街の喫茶mに行くのが目的でしたが、
 当然 女川に足を伸ばして飲み歩いてきました。

 ×2015/12/30~31 女川町
 普通列車東北1周の旅の締めくくりは女川で。
 初めて女川で年を越しました。
 

 

 

 


2017.10.28 女川の浜の今 [女川]

2017年10月28日(土)


女川中心部から雄勝に至るまでの浜を見てきました。
震災から6年半経った女川の浜の今を紹介したいと思います。



女川湾戦没者慰霊塔

女川漁港から車で出発して最初の目的地、桐ケ崎に向かいました。
途中、女川港を見下ろす高台に「女川湾戦没者慰霊塔」がありました。



天然の良港である女川港には先の大戦中、日本軍の艦船が停留していました。
長崎に原爆が投下された1945年8月9日の早朝からこれらの艦船を狙った連合軍の空襲を受けて、157名の方が戦死されました。
また、攻撃に参加していたカナダ軍の大佐も撃墜され戦死しています。
大佐は大戦でのカナダ人最後の戦死者となりました。
忘れてはいけない歴史です。



桐ケ崎




桐ケ崎漁港の護岸工事は完了していました。



かつて集落があった辺りは建物の基礎だけを残して更地になっています。



浜から少し高台に上がったところに「女川いのちの石碑」が建立されていました。



高台の宅地造成も完了しており、新しい家も建っていました。





竹浦




竹浦ではまだ嵩上げ工事が行われていました。



こちらでも高台に住宅地ができていました。





尾浦




船の数が多くてびっくりしました。
尾浦の湾では牡蠣の養殖が行われているとの事でした。

護岸工事も終了しているようです。



尾浦に建立された「女川いのちの石碑」





尾浦を後にして次の浜、御前浜へ向かいます。
リアス式海岸は山が海まで迫っているので、浜から浜へは峠道となります。
海岸線が美しい。



御前浜が見えてきました。
ん? 何か様子がおかしいぞ?





御前浜




堤防ができている。。。

近くまで行ってみると、かなりの高さでした。



腕を思いっきり上げて写真を撮っても海が見えません。



ここ御前浜は震災前には砂浜があって海水浴場になっていたそうです。
今 砂浜は完全に消滅してしまっていました。

御前浜の工事の案内板。
竹浦など他の浜では「漁港用地の嵩上げ」となっていた工事内容が「水産用地の造成工事」になっています。



御前浜は元々人口が少なく、漁業に従事している人もいなかったとの事でした。
だから、他の浜と違って防波堤を造ったのでしょうか?

防波堤にこだわるにのには理由があります。
東日本大震災で津波の被害を受けたほとんどの自治体が、海岸線に巨大な防波堤を建設する道を選ぶ中、女川町は「海と共に生きる」道を選びました。


女川町が作成したポスター 「わたしたちは海と生きる。」

防波堤は造らない。
海岸近くは漁業関係や水産加工関連の建物だけを造り、住宅地は高台に移転する。
津波が来たら高台に避難する。
女川駅前に新しくできた商店街の真ん中に広い遊歩道が設置されているのも、いざ大地震が起こって津波が再び襲ってきても、大勢の人が一斉に高台に避難できるようにするためだと聞いたことがあります。
元々 巨大な防波堤の建設には否定的な意見を持っていた僕にとって、「海と生きる」女川の選択はとても素敵なことだと思っていました。
だから、女川の浜で、かつての海水浴場だった砂浜をつぶして防波堤が建設されていたとは夢にも思いませんでした。
いろいろと考えさせられる光景でした。

嵩上げの高さも他の浜とは比べ物にならない程 高いものでした。



御前浜の高台に建立された「女川いのちの石碑」





指ケ浜




こちらは他の浜と同じで巨大な防波堤はありませんでした。
ちょっとホッとしました。



女川町の浜巡りはここまで。
石巻市に入りました。
ちょっとだけ足を伸ばして雄勝の様子を見に行きます。



雄勝が近づいてきました。
雄勝湾の対岸に延々と建設された防波堤が見えます。



防波堤の建設現場。
ダンプと比較してもどれだけ巨大かわかります。



御前浜の防波堤でも巨大だと思いましたが、比べ物にならない高さです。
こんなもので海を囲むのかと思うとゾッとします。





浜巡りはここで終了。
女川駅前へ戻りました。

帰りは山を越える林道を通りました。
峠を越えたところで女川湾が一望できました。





いつまでも海と生きる女川町であってくれますように。。。




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女川で食べたもの その2 2016年4月1日現在 [女川]

女川で食べたもの その1」の続きです。


2013年5月2日

熊野神社の例大祭で女川にやってきました。

・おかずや
一度来たいと思っていたおかずやさん。
女川盛りの定食屋さんです。
お目当ては大人気のとりから定食。
大きな唐揚げがどーんと!
さすがのボリュームです。
この唐揚げが旨い!

 


・おちゃっこクラブ
毎度のおちゃっこクラブさん。
お気に入りの海の見える席でコーヒーを。



・熊野神社社務所

 

  


2013年5月3日

・女川町勤労青少年センター
神輿を担いでお昼。
冷たいうどんをいただきました。



・酒飯処 かぐら
祭が終わって一杯。
海の幸の美味しさはぴかいち!

 


2013年5月4日

・安部あまやき屋
女川町民のソウルフード。
お店は津波で流されてしまいましたが、多くの要望を受けて隣の石巻市の渡波に復活しました。
今は女川町内にはありませんが、看板にちゃんと「女川」の文字が。
写真左からちゃきん、笹もち、あまやきです。
どれも甘さ控えめな粒あんが入っています。
どれも美味しかったのですが、一番のお気に入りになったのが笹もち。
焼き目の入ったお餅の香ばしさとあんの甘みが凄く合う!

 


・串焼きたろう
一日あちこちうろついて、夕方にきぼうのかね商店街に戻ってきました。
さっそく外のベンチで一杯。
飲んでいると、同じベンチで休憩していたおばあさんに「ボランティアですか?」と声をかけられました。
今までボランティアで女川を始め、各地に行ったこと、今回のGWも女川に来る前に南三陸町でボランティアをしてきたことなどを話しました。
おばあさんは仙台に住んでいて、来よう来ようと思っていたけど、中々被災した場所に足を延ばすことが出来ずに今回初めて女川に来たとのことでした。
暫く話した後、「そろそろ仙台に戻らないと」とその場を離れていかれました。
少ししてから、おばあさんが戻ってこられました。
手には商店街の八百屋さんで購入したイチゴが。
「宮城の為にありがとうね。これを食べて頑張ってね」
涙が出てきました。

 

味の館 金華楼
震災前は海のすぐ近くにあった食堂です。
高台の住宅街、旭が丘で復活したお店です。
レジの前には大きな「金」の文字が。
前の店の看板です。
津波で流されてしまいましたが、役所の2階に流れ着いているのが発見されました。
壁には女川情報がいっぱい貼っています。
餃子と唐揚げとウニラーメンをいただきました。
蒸しウニとワカメがたっぷり。
女川を感じることができるラーメンでした。

 
 
 


2013年5月5日

・復興食堂 さんさん亭
医療センターの中にあるさんさん亭さん。
ランチを食べに行ってきました。
五目あんかけらーめんとミニチャーシュー丼のセットです。

 
 

・串焼きたろう
女川を離れる前にたろうさんにごあいさつ。
車の運転があるのでノンアル。



・魚屋三代 彦蔵
女川ではなく仙台なんですけど…
女川の魚屋さん直営のお店です。
名古屋に戻る前に立ち寄りました。
女川直送の魚はどれも絶品でした。

 
 


2013年7月6日

・コンテナ村商店街
コンテナ村商店街で開催された沖縄祭に参加する為に女川へ。
広場にテントに机やテーブルが並べられて参加者も出演者も一緒に宴会。
ここでも女川らしく海の幸がたっぷり。
バーベキューもあり、
沖縄料理も出てきて楽しい宴会でした。

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2013年12月29日

年末に女川に着ました。
事前に心配していた通り、オープンしている店がほとんどありません…
女川はお盆休みや年末年始などにお休みする店が多いんです。

・お魚いちば おかせい
昼で年内の営業を終了するという事だったので、お昼はおかせいさんへ。
特製女川丼です。
海の幸がこれでもか!というくらいドーン!

 
 

・八百東商店
きぼうのかね商店街にある肉屋さんの八百東商店さん。
こちらのコロッケなどの揚げ物が美味しいと聞いてやって来ました。
安い! サクサク! 旨い!



・焼肉 幸楽

海産物が美味しい女川は肉も美味しい。
女川唯一の焼肉屋さん幸楽はいつもお客さんでいっぱい。
仮設の店舗なので店内はテーブル席が4卓のみ。
僕はいつも1人で行動していて、僕が1人で店に入ると1卓を1人で占拠してしまうことになってしまいます。
なので、一度行きたいと思っていてもなかなか行くことができませんでした。
でも、この日は年末。
街を歩く人の姿もほとんどなく、幸楽さんも誰もいませんでした。
これはチャンス!と初めての幸楽さん。
大満足でした。

 


・スナック みちくさ
普段スナックではあまり飲まないのですが、行こうと思っていた店が全て年末の休みに入っていたので、初めて行ってきました。
その時の日記がこちらです。 


2014年2月22日

大好きな串焼きたろうさんが2月いっぱいで店内での営業を終了される(持ち帰りは今まで通りできます)と知ったので、いてもたってもいられなくなって女川までやってきました。

・そば・和食処 花菖蒲
昼に浦宿駅に到着。
ランチに来ました。
大平うどんなるものがあったので注文。
とろみのある体がポカポカ温まるうどんでした。

 

・カフェRio's
民家があった跡地にできたコンテナのお洒落なカフェ。
営業時間が不定期なので、今まで4回歩いて行って、いずれも休みでした。
5回目の訪問でやっと中に入ることが出来ました。
お店のオリジナルメニュー、めかぶペペロンチーノ。
女川で採れためかぶの食感、ニンニクの香り、本当に美味しかったです。
食後はデザートタイム。
ランチタイムは終わっていましたが、サービスでケーキも出していただけました。
窓が大きくて明るい店内。
のんびり過ごせるお店です。

 
 



・串焼きたろう
僕にとっては中で飲める最後の夜です。
女将さんは、イベントも何もない夜に僕がふらっと店の中に入ってきてとても驚いていました。
僕がたろうさんで最後に飲むために女川に来たと伝えるととても喜んでくれました。
話をするのに夢中だったので、写真はありません。

・BAR OWL
オープンを聞いて年末に来た時に、もう既に休みだったので初めての訪問です。
コンテナの小さなBARですが、一人でもふらっと飲みに行ける居心地のいいお店です。
遅くまで営業されているので、〆の定番のお店になりました。




2014年2月23日

El faro
トレーラーハウス宿泊施設「El faro(エルファロ)」さん。
朝食です。

 


つづきます。

 


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女川で食べたもの その1 2016年4月1日現在 [女川]

去年の12月に駅前商店街がオープンして新しい飲食店がオープンしたり、仮設店舗からの移転が進んでいる女川。
女川の全ての飲食店制覇を目指していますが、追いついていないのが現状です。
防備録も兼ねまして、今まで自分が行った飲食店(イベント等の出店も含む)を時系列でまとめてみました。
  

2011年9月17日

・酒飯処 かぐら 
初めての女川訪問。
夜に女川に到着。
震災の数ヵ月後にオープンしたコンテナ村で飲んでみたくて行ってみました。
周囲は真っ暗な中、コンテナ村は明かりがついていました。
かぐらさんに入ろうと思いましたが、外から覗いて満席だったので断念。
石巻に戻りました。

 


2011年9月18日

・食事処 おじか
翌日、今度は日中に女川を訪れて再びコンテナ村商店街へ。
食事処おじかさんで女川で初めての食事。
天気が良かったので、店内で購入した油淋鶏にごはんを付けてもらって外で食べました。

  




2012年4月28日

・マリンパル女川
店先で海産物の網焼きをやっていたので、いかぽっぽをいただきました。

 




・お魚いちば おかせい
特上にぎり。
女川の魚の美味しさに衝撃を受けました。

 

 


2012年5月2日

・熊野神社社務所
お店ではありませんが…
例大祭の前日に社務所で宴会。
ここでも沢山のお刺身。

 


2012年5月3日

・女川町勤労青少年センター
この日は1日激しい雨の中御輿を担いで町を練り歩きました。
お昼は勤労青少年センターでそばとフランクフルト。

 


2012年8月12日

・パブ 風林火山
まだまだ飲める所が少なかった女川。
訪問する前に女川さいがいFMの生放送中に「飲める店を教えて」と投稿(笑)
放送中に投稿が読まれて教えてもらった店がこちらでした。

 


2012年8月13日

・おちゃっこクラブ
海の見えるテラス席でかき氷

 

・活魚 ニューこのり
活穴子天丼
丼からはみ出る巨大な天ぷらがどーんと。

 

 

・更地
お店ではありません。
この日は夕暮れどきから迎え火が行われました。
町民の方々がかつての我が家のあった場所で迎え火をしてもらうためにお手伝いをしました。
本番前のボランティアの食事がさんまの町女川らしくさんま丼でした。

 

 

花火が暴発する事故はありましたが、大きな混乱もなく送り火は無事に終了。
夜食でそばとホタテをいただきました。
見たことのない大きなホタテにびっくり。

 


2012年9月8日

・おちゃっこクラブ
JR石巻駅が企画した女川ウォーキング企画。
津波で奥様を亡くされた方に案内してもらいながら女川の街を1日歩きました。
暑かったので、途中の休憩時間にかき氷。
コバルトブルーの海を見ながらブルーハワイ。
マスターの岡さんに当時の様子を教えてもらいました。

 

・食事処 三秀
ウォーキングの昼食はきぼうのかね商店街でした。
三秀さんへ。
人気の焼肉飯。
普通でも女川盛と言われる山盛り。

 

・蒲鉾本舗 高政 万石の里
ウォーキングの締めくくりは万石の里で工場見学。
かまぼこの試食も。

 

 

・串焼きたろう
ウォーキングが終了して参加者は皆帰って行きました。
僕は一人残ってきぼうのかね商店街へ。
串焼きたろうさんの前のベンチで一杯。
おかみさんといっぱい話をしました。

 


2013年3月23日


女川町復幸祭に参加するため女川にやってきました。
この日は翌日開催される祭の設営のお手伝いと、復興男への参加。
夜に飲みに出かけました。

・串焼きたろう
串焼きたろうさんは中でも飲めます。
串焼き以外にもお刺身などもあります。
この日もおかみさんと話をして、津波から逃げた時の話などを伺いました。
ここで、初めて女川に来ていた しんがりあにきご夫婦と出会って意気投合。

 

・酒販処 かぐら
初めて女川に来た時に満席で入れなかったかぐらさん。
どうしても行きたかったので、あにきご夫婦も誘ってはしご酒。
いや~ 来てよかった!
お刺身が旨い!
そして分厚い!
まさに女川クオリティー。
訪れたのが夜遅かったので、「今朝水揚げされたものだけど、明日にもうお店では出せないから…」とナマコをサービスしていただきました。
(いやいや、都市では市場で売っているものですら前日に水揚げされたものがいっぱいありますが…)
これが、「今まで食べてきたナマコは何だったの?」と思ってしまうぐらい柔らかくて美味しい!
その他にもかつお漁船の漁師さんが海の上でかつおの内蔵を漬けて発酵させたものもいただきました。
酒の肴にぴったり!
締めのラーメンも居酒屋サイズじゃない!
女川は凄い街です。

 

 

ここでも女将さんが震災当日のことと、その後の避難生活の話を聞かせてくれました。
店に入って飲み始めた時、ちょうど町長が帰るところでした。
この時のことが町長のブログに書かれています。

http://www.zenmei.net/2013/03/post_259.html

ちなみに、僕がこの日泊まったのはエルファロではなくてコバルト民宿です(笑)


2013年3月24日

復幸祭。
さんま焼きのボランティアをしました。
会場で食べたのは復興債当日限定発売の「祝!再開!JR浦宿駅弁当」。
JR東日本の協力でまだ再開していない女川駅から浦宿駅への切符もついていました。
粋な計らいに感謝です。

 

 


まだまだありますが、長くなるので続きます。
女川で食べたもの その2


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壮大なまちづくり シーパルピア女川 2016/1/1 [女川]

去年12月23日にオープンした女川町・JR女川駅前のテナント型商業施設「シーパルピア女川」。

実は壮大なカラクリが隠されていました。


シーパルピア女川の中心には駅から海に向かってまっすぐプロムナードが伸びています。




プロムナードから海を見わたすことができます。

そして、なんと! 元旦の初日の出がこのプロムナードの中心から昇るように街が設計されていることを大晦日の夜に知りました。

2016年1月1日 初日の出。

本当にプロムナードのど真ん中から昇ってきた瞬間、歓声が上がりました。







朝日に照らされる女川駅




設計通り初日の出が昇ってきて町長もご満悦なご様子。





プロムナードのど真ん中から昇る朝日が見れるのは元旦の朝だけ。

来年は女川に初日の出を見に来ませんか?


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栃木市ボランティア ありがとう… 2015/9/19(土) [ボランティア]

午後からは男手がほしいとの依頼だったので、野郎5人で市営住宅に行ってきました。
現場は堤防のすぐ前にある平屋の集合住宅。










目の前の川が氾濫して水の跡が僕の首の辺りの高さまでありました。






相当の被害があったことがわかります。

午前中に作業した街の中心部が道路の清掃がほぼ終了していて、パッと見 浸水したことがわからないくらいになっているのとは対照的に、道路には乾いたヘドロが残ったままになっていて車が通ると土埃が舞います。




依頼された方は、この市営住宅に一人で住んでいたご高齢のおばあさんの娘さんでした。

外に運び出してはいるけど水没して開かなくなってしまったタンスの引き出しの中身を確認したい、転倒防止で壁に固定されたタンスを搬出したい、浴槽と風呂釜を搬出したい――この三点が依頼内容でした。

おばあさんのお宅に到着すると、娘さん(と言っても僕よりもずっと年上の方)が一人でゴミ袋を団地入口の集積所へ運んでいる最中でした。




お宅の中を拝見すると、あらかたの家財は既に搬出されていました。




自分達だけでここまでやるのに何日かかったのでしょう。

来る日も来る日も作業されてきたはずです。
どうしても男手が必要な作業だけ依頼されてきたようです。

水に浸かったタンスの引き出しは膨張して手で引っ張っても開けられない状態になっていましたが、中身を確認できたら捨ててしまうから壊れてもいい との事だったので、バールを使って何とかこじ開けることが出来ました。
残りの依頼も男五人でかかればすんなりと終了。

「せっかくなので他に必要なこと、ゴミ出しとかもやりますよ」と言っても、「後は私だけでできますから」と固辞される。
逆にお茶と菓子パンを頂いちゃいました。

一番大変なのは当事者なのに、こんなにも気を使っていただいて・・・
一人で黙々と被災家財を運ぶ姿を見た後だけに余計にご好意がありがたかったです。

本日の作業はこれにて終了。

ボランティアセンターに戻ると道具や長靴を洗うための水、手洗いの水と石鹸、ウガイ薬、冷たい飲み物まで社協の方が用意してくれていました。

僕達が現場で作業できるのもこういった縁の下の力持ちとなってくれる方々の支えがあるからです。
感謝。








最後に、ボランティア活動の流れ。




一人で行っても大丈夫。

現場ではまだまだ人手が不足しています。
行ける方は是非行ってみてください


栃木市ボランティア 午前中  2015/9/19(土) [ボランティア]

前中の作業が終了しました。
街の中心部近くの民家での作業でした。

この辺りは1m近くまで水があがりました。
ドアにうっすらと水の跡が残っていました。

(写真矢印)
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水に浸かった家財や畳をひたすら運び出す作業です。
水に浸かった家の中はカビのような独特の匂いがします。
東北の津波のあとのヘドロの匂いとはまた違う匂いです。

東北の時もそうでしたが、ついこの前まで生活の一部だったものをどんどん捨てていくのは心が重たくなります。
でもそれが新たな生活を始める第一歩なので、大人数でバケツリレー方式で運び出していきました。

水を含んだ畳はとにかく重たい。
4人がかりでやっと運び出せる重さ。

それでも人数が多かったので午前中で運び出し終了。



こちらではボランティアの仕事はここまで。
東北の時とは違って床下に潜って泥のかき出し、石灰の散布は業者さんがやるようです。

心配だった腰の調子も大丈夫なので午後からもバリバリやります(^^)






水害ボランティアで栃木市へ 2015/9/19(土) [ボランティア]

919日(土)~21日(月)の3連休に19日は台風18号で水害被害を受けた栃木市へ災害ボランティアに、20日はおながわ秋刀魚収獲祭にさんま焼きのボランティアに行くことにしました。



夜行バスで早朝に東京に到着。

東京からは電車を乗り継いで栃木市までやって来ました。



 

 

そこからタクシーでボランティアセンターになっている栃木市民会館へ。

車を持っていないので、毎度のことながら移動が大変です。



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市内の被害状況


受付を済ませてマッチング。

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活動前のミーティング。この後、マッチング(持ち場を決めて班分けする作業)が行われました。 

 


僕は中心街近くの民家の被災家財を運び出す班で活動することになりました。 


思えば去年のゴールデンウイークのボランティア活動で腰を痛めて1年4ヶ月ぶりに災害ボランティア復帰です。

発症した時は日常生活もままならない程の激痛で、もう二度と現場で作業はできないと思っていたので感慨深いです。



あっ、災害が発生したのを喜んでいるわけじゃないですよ。

去年の広島の土砂災害などテレビで見ていて、ボランティア仲間が現地に駆けつける様子をネットで見ていて何も出来ない自分が不甲斐なくて仕方がなかったんです。


やっと動けるようになりました。



復帰して最初の現場なので腰の様子を見ながら無理しないように気を付けながら頑張ります!



 


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いわき市の復興飲食店街「夜明け市場」で飲んできました [被災地訪問]

本日の宿泊地、福島県いわき市にやってきました。
早速飲みに出かけてきました。

復興飲食店街「夜明け市場」。

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ここ、いわき市も津波の被害は甚大で、被災した店が集まった横丁です。
興味深いのは、こういう復興市場は津波被害を受けた場所にプレハブの仮設店舗でやることが多いんだけど、ここは駅のすぐ近く。
地方都市によく見られるシャッター通りを有効活用して、中心街の活性と復興支援のいっぺんにやってしまおうと言う試みです。

何軒もある中で選んだのが、若い大将がやってる焼き鳥屋の「ありがとう」。
中でお客さんが楽しそうに話してるのを見てふらっと入ってしまいました。

お客さんは地元の人ばかり。
福島の方言は独特のイントネーション。
聞いててめっちゃ心地いいです。

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夜明け市場HP 


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帰還困難区域をJR代行バスで通過してきました [被災地訪問]

GWの後半、女川から名古屋に戻る途中で、常磐線の原ノ町駅から竜田駅まで代行バスに乗りました。

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この区間、福島第一原子力発電所事故での帰還困難区域を通るため、鉄路の復旧は未定、代行バスすら走らずに分断されていた区間です。
しかし、今年1月からこの区域内を走る国道6号線のみが一般車の通行が可能になったのを受けて代行バスが走るようになりました。

そこで、今回初めて乗車してきました。

今まで何箇所かの代行バスに乗ってきましたが、この区間が他とは違う点が何点かありました。

添乗員が同乗します
他の区間ではワンマン運行ですが、ここでは添乗員さんが同乗しました。
 
トイレ付きのバス
通常はトイレなしタイプですが、この区間はトイレ付きタイプ。
途中での停車や車外に出ることが一切できない為ですが、発車前に「車内トイレはあくまでも緊急用なので、発車前に駅のトイレを利用するようにとのアナウンスがありました。

車内線量を測定しながらの運行
これも当然他の区間を走る代行バスでは見られません。

発車前に帰還困難区域を通行する旨のアナウンス。
JR東日本のHPでも案内が出ていますが、この区間を1回通行するに当たって受ける被ばく線量は1.2μSv/h。
全く問題のない数値だと僕は思っていますが、念のためのアナウンスなんでしょうね。

JR東日本のHPにも案内が出ていました。 

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車内でのアンケートの実施。
バスが発車してしばらくすると乗務員がアンケートを配りました。
 
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さて、原ノ町駅を出発してすぐにバスは避難指示解除準備区域に入ります。
海岸線まで見渡せる場所では被災家財の撤去も完了していて見渡す限り草原が広がっていました。

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これが原発に近づくにつれて風景が変わってきます。
津波の被害を受けながら放置されたままの建物が目立ってきました。

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更に国道が内陸部へ向かうと、建物自体の被害は見受けられないけど、人の気配が全くない状態に。

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帰還困難地域に入ると国道から脇に入る道路はバリケードで封鎖され、大きな交差点ではマスクをした警官や警備員の姿が。

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パトカーの往来も多くなってきました。
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道沿いにはあちこちにここが帰還困難区域であることを示す看板も。
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あちこちに中間貯蔵施設が。
貯蔵施設といっても、フレコンが野積みになっているだけのようにしか見えません。

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やがて送電線の向こうに白い鉄塔が見えてきました。
福島第一原子力発電所です。
ここは国道が原発の一番近くを通る地点で、その距離2.5キロ。
ここまではっきりと見えるとは思っていませんでした。

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車中は結構がやがやとしていたのですが、原発を越えた辺りで車内に突然、
「ピッ、ピッ、ピッ…」という線量計の音が。
何とも言えない緊張感が走り、車内が静まり返りました。

バスは1時間程で竜田駅に到着。

バスを降りるときに乗務員席に設置されていた線量計を見ると0.10μSv/hでした。

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人っ子一人いない街、あちこちに設置された広大な中間貯蔵施設を実際に見てきて、復興にはまだまだ厳しい道のりが待っているんだと実感しました。
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女川の美味しいものが詰まった「あがいん弁当」 [女川]

今日の昼は名取駅のホームのベンチで。
女川のゆぽっぽで数量限定で販売されてる あがいん弁当です。

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「あがいん」とは女川地方の方言で「どうぞお召し上がりください」という意味です。

そして英語の「AGAIN」ともかけられていて、女川町を再び笑顔あふれる町にしたいという願いが込められています。

女川の食材を使った厳選された商品につけられる女川統一ブランドです。

この弁当も「あがいん」の名がついているので、女川美味しいものがギュッと詰まっています。

今日の中身は、ホタテフライ、ホヤ玉子、銀鮭西京漬け、さんまのすり身揚げの甘酢あんかけ、さんまの昆布巻き、揚げかまぼこ、わかめ茎、等々。

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女川の魅力が詰まった あがいん弁当、女川にお越しの際にはぜひ食べてみてください。

女川駅と同じ建物に入ってる温泉施設「ゆぽっぽ」の1階の物産売り場で売っています。

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 現時点では日祝日限定で、販売個数も限られているので、昼過ぎには完売してしまいます。

お求めの方は早めの購入を。

1つ1000円です。 

 


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さようなら女川゚(゚´Д`゚)゚ また来るね [女川]

2015年5月5日(火) 

女川長期滞在最終日。

エルファロの朝食。

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身支度をして駅に着いたのが9時半過ぎ。

女川を離れるまで30分を切っています o(TヘTo)

今日も駅前には町内のお店がテントやキッチンカーで出店。

早速、みんなにお別れの挨拶に回りました。

で、今日も朝からガル屋さんのビール。

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そうこうしているうちに僕を女川から連れ去る列車がホームに入ってきてしまいました。

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列車の時間です。

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さようなら、女川…

また来ます゚(゚´Д`゚)゚

 

10:09 列車が女川駅ホームから動き出しました。

僕と同じ女川ファンのアニキ夫妻が見送りに来てくれました。

さよーならー

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だんだん小さくなるアニキと女川駅。

めっちゃ寂しい…

 

女川駅が復活するまでは浦宿駅から列車に乗っていました。

この駅は町の中心部から少し離れた場所にあります。

皆とお別れしても、駅まで歩いて移動する間に、少しは気持ちの整理が出来ていました。

目の前で見送りをされるのがこんなにも寂しい気持ちになるなんて…

女川駅が復活したのは喜ばしいことなんですけど、これだけがマイナス点かも。

 

列車が女川町を出ました。

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今度はいつ来れるんだろう…

 

今日は仙石線、常磐線の代行バスを乗り継いで福島県いわき市まで向かいます。

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寂しい気持ちを抑えて、飲み鉄開始。

串焼きたろうさんで買った缶ビールと、セボラさんで買ったホヤ玉子。

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石巻漁港で朝から豪華なお刺身! 斎太郎食堂 [グルメ]

2015年5月2日(土) 女川滞在2日目

女川には朝食を食べれるところがほとんどない(宿に泊れば食べれるけど)ので、隣の石巻市まで朝食を食べに来ました。

石巻漁港のすぐ近くにある斎太郎食堂さんです。

震災で津波被害にあったため、現在は仮設店舗で営業です。

漁港関係者が利用するため、朝早くから営業しています。

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ラーメン、石巻焼きそば、日替わり定食などメニューは豊富。

海鮮丼や刺身定食などの観光客にはうれしいメニューも。

どれも海の男の腹を満たすように安くてボリュームたっぷり。

今回は刺身定食(1000円)を注文。

ほどなくして出てきたのがこちら。

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刺身は種類が多く、どれも分厚い! 

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朝から豪華な刺身をたっぷり食べれて大満足でした。

 

セリを終えた新鮮な海鮮がメニューに加わるのが朝の9時過ぎということだったので、今回は9時少し過ぎたころにお邪魔してきました。
その頃が狙い目です。 

 


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おのくんの生まれ故郷へ [被災地訪問]

皆さんは、おのくんを知っていますか?

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おのくんHPより 

 

おのくんとは・・・

 

(以下、Wikipediaから一部抜粋)
おのくんは、宮城県東松島市の「小野駅前応急仮設住宅」の主婦らがひとつずつ手縫いで作っている人形。

東日本大震災からの復興への願いがこめられている。「めんどくしぇ」が合い言葉。

作りであるため同じ靴下でも同じように完成せず、世界でひとつのおのくんとなる。

購入者は「里親」となり我が子のように可愛がる。

購入したおのくんを「おのくんハウス」に連れて行くことを「里帰り」という。

信販売も行っているが、あくまでも「東松島へ来てほしい」という思いから小野仮設での直接購入を優先としているため、通販の場合は現在約半年待ちである。

(抜粋おわり)

 

ウォーキングのゴールは陸前小野駅。

予想以上に歩いたのと、荷物が重かったのでヘロヘロになりつつも、「陸前小野駅、陸前小野、小野・・・ おのくん!」

思い出してしまったのです。

東松島市の小野と言えばおのくんの生まれ故郷じゃないですか!

すぐにスマホで調べてみると、歩いている道からすぐ近く。

寄り道してみました。

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仮設にこもりがちだったお母さんたちの交流の場にもなってる「おのくんハウス」

人でも多くの人に東松島市に来てほしいというお母さんたちの想いがいっぱい詰まったおのくん。

最近、おのくんそっくりの人形を通販で販売する業者が現れたらしく、腹立たしい思いをしてました。

人気でなかなか手に入らないらしいけど、直接行ったらもしかしたら今日 里親になれるかも・・・

と淡い期待を抱いておのくんハウスへ。

ハウスの中では何人かがおのくんを制作中。

ただ、たまたまお客さんが来ていてバタバタしていたので、今日は里親になるのは諦めて、外から覗くだけにしました。

いつの日かまた来ます。

 


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