SSブログ

栃木市ボランティア ありがとう… 2015/9/19(土) [ボランティア]

午後からは男手がほしいとの依頼だったので、野郎5人で市営住宅に行ってきました。
現場は堤防のすぐ前にある平屋の集合住宅。










目の前の川が氾濫して水の跡が僕の首の辺りの高さまでありました。






相当の被害があったことがわかります。

午前中に作業した街の中心部が道路の清掃がほぼ終了していて、パッと見 浸水したことがわからないくらいになっているのとは対照的に、道路には乾いたヘドロが残ったままになっていて車が通ると土埃が舞います。




依頼された方は、この市営住宅に一人で住んでいたご高齢のおばあさんの娘さんでした。

外に運び出してはいるけど水没して開かなくなってしまったタンスの引き出しの中身を確認したい、転倒防止で壁に固定されたタンスを搬出したい、浴槽と風呂釜を搬出したい――この三点が依頼内容でした。

おばあさんのお宅に到着すると、娘さん(と言っても僕よりもずっと年上の方)が一人でゴミ袋を団地入口の集積所へ運んでいる最中でした。




お宅の中を拝見すると、あらかたの家財は既に搬出されていました。




自分達だけでここまでやるのに何日かかったのでしょう。

来る日も来る日も作業されてきたはずです。
どうしても男手が必要な作業だけ依頼されてきたようです。

水に浸かったタンスの引き出しは膨張して手で引っ張っても開けられない状態になっていましたが、中身を確認できたら捨ててしまうから壊れてもいい との事だったので、バールを使って何とかこじ開けることが出来ました。
残りの依頼も男五人でかかればすんなりと終了。

「せっかくなので他に必要なこと、ゴミ出しとかもやりますよ」と言っても、「後は私だけでできますから」と固辞される。
逆にお茶と菓子パンを頂いちゃいました。

一番大変なのは当事者なのに、こんなにも気を使っていただいて・・・
一人で黙々と被災家財を運ぶ姿を見た後だけに余計にご好意がありがたかったです。

本日の作業はこれにて終了。

ボランティアセンターに戻ると道具や長靴を洗うための水、手洗いの水と石鹸、ウガイ薬、冷たい飲み物まで社協の方が用意してくれていました。

僕達が現場で作業できるのもこういった縁の下の力持ちとなってくれる方々の支えがあるからです。
感謝。








最後に、ボランティア活動の流れ。




一人で行っても大丈夫。

現場ではまだまだ人手が不足しています。
行ける方は是非行ってみてください


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。