2011GW 3日目 1歩1歩 [ボランティア]
2011年5月2日(月)
今日はいい天気。
でも風がむっちゃ強い。
今日は1日、昨日と同じアパートでのワークです。
荷物は前日にあらかた搬出が完了したので、今日はひたすらヘドロのかき出し作業です。
水分をたっぷり含んだヘドロはとにかく重たい。
かなりの重労働です。
そしてヘドロは臭い。
マスクがないと厳しい作業です。
更には強風で土埃が吹きつけて、全身ヘドロまるけ。
手を洗う水も現場では確保できないので、ポリタンクに入れた水を持って行ってます。
休憩時間に飴を食べるのも、水を節約するために一人だけが手を洗って、みんなに食べさせて回るのでなかなか大変です。
それでも午前中に1棟目を終了させることができました。
このアパートでは後日業者さんが入って床板や壁を張り替えるリフォームを行うので、僕たちボランティアが行うのは部屋の荷物とヘドロを運び出してすぐに工事に取り掛かれる状態にするところまでです。
基本的に部屋の中の物は全部捨ててしまうけど、写真や思い出の品は住民の方が戻って来られた時の為に1箇所にまとめておきました。
家族の写真や子供が書いた絵…
見てると涙が出てきます。
そんな中でも休憩時間を楽しく過ごせるようにと、がれきの山から椅子と机を見つけてきて即席休憩所を作ってみました。
お昼。
部屋の中はヘドロの臭いがきつ過ぎるので食事は外で。
暴風警報が発令されていて土埃が舞い上がっていたから食べるのが大変。
そんな中、マイペース3人組は自分たちで作った休憩スペースでご満悦
ここのアパートは4棟あるので、まだまだゴールは先。
午後もひたすら作業。
2棟目の途中でこの日の作業は終了。
大人数で取り掛かっても1部屋の作業を終了させるだけでもかなりの時間がかかってしまってます。
アパートの周辺に目をやると、見渡す限り津波被害を受けた家、家、家…
「本当にこの作業に終わりはあるんだろうか…」
と脱力感・無力感に襲われることもあります。
でも、1軒1軒こつこつやっていくしかない。
明日もがんばります。
作業の後、教会に戻っても、翌日炊き出しに出かける部隊がいるので夜中までカレー造りをしました。
5月2日のフォトアルバムはこちら
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