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女川との出会い [ボランティア]
2011年5月5日(木) 夜
前日ワークで入ったお宅の奥さんが夜にお酒の差し入れをしてくれました。
前日のワークの様子はこちら。
頂いたお酒はいずれも被災したお酒でした。
日高見についてはこちら
ラベルはずれてしまっているけど、中身は問題ないから…
と津波で流されたくじらの大和煮缶詰。
あとアザラシの缶詰も。
アザラシは初めて。
奥さんは石巻の隣の女川という町の出身でした。
皆でお酒をいただきながら、震災当時の話を聞かせてくれました。
道路も寸断されて陸の孤島となった女川にやっとの思いでたどり着いたら町は壊滅状態だったこと。
町の窮状を伝えて、救助ヘリの要請に仙台の県庁まで行ったけど、ヘリの台数が足りず、奪い合いのような状況だったこと…
奥さんが帰られた後も、震災当時の話や、これからの支援のあり方など話は続きました。
【追記】
この晩、奥さんの話を聞くまで女川町という町があることすら知りませんでした。
話を聞いてから女川という町に一度行ってみたいという思いが強くなりました。
そして2011年9月の女川初訪問。
そこから今に至る女川通いが始まりました。
この晩の話がなければ、今でも女川に行ったことがなかったかもしれません。
僕にとっては大事な晩になりました。
2011-05-05 23:00
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