2011GW7日目 最終日 [ボランティア]
2011年5月6日(金)
1週間にわたる石巻市でのボランティアも最終日となりました。
この日のワークは午前中のみ。
昨日に引き続き富士國物産です。
少し早く着きすぎて、会社の人がまだ到着していなかったので、少しの時間付近の様子を見て回りました。
この日のワークも倉庫内の片付け。
ヘドロに加えて、泥をかぶったワカメが腐敗してドロドロになってしまっています。
これらをネコ(一輪車)に積んでは工場外に積まれた廃棄物の山に廃棄する。
ひたすらその繰り返しです。
そしてその中から無事な商品を救い出していきます。
津波をかぶっていても中身が無事な商品は洗浄後、ラベルを貼り直して再び出荷します。
ヘドロと海産物が混じって腐敗した泥は強烈な臭気を発しています。
それらが飛び跳ねて服に付くと臭いがなかなか取れなくなってしまいます。
そのため、長靴、レインコート、防塵マスクの完全防備で作業をするので、作業はかなり過酷です。
熱中症予防のために、休憩はこまめに取ります。
この日も美味しい三陸の海の幸をたくさんいただきました。
従業員のお兄さんも救出した商品を開けて食べさせてくれました。
飲み物は、流された自販機から取り出したもの。
こうして午前中の作業が終了しました。
これで今回の僕の石巻でのワークが終了しました。
しかし、石巻を含め被災地ではまだまだ多くの人手を必要としています。
必ず戻ってこようと心に決めました。
この日も多くのお土産をいただきました。
ありがとうございます。
教会への帰り道。
石巻での最後の昼食
拠点となった教会と幼稚園の清掃も終わりました。
いよいよ終わってしまうんだという寂しさがこみ上げてきました。
石巻栄光教会と付属幼稚園。
お世話になりました。
石巻を離れる前にもう一度日和山からの光景をまぶたに焼き付けておきたかったので、時間をもらって行ってきました。
ついに石巻を離れる時が来ました。
ここでもう一つ最後の仕事ができました。
石巻のセンターを閉鎖するにあたり、現場で活躍した軽ワゴン、ブラボー号を仙台の本部まで運転して持っていくこと。
仙台に向かう前に、石巻に来た初日に見た墓地に立ち寄りました。
墓標もなく、番号札だけがたてられています。
何とも悲しい気持ちになりました。
仙台に向かう道中、 国道沿いにあった看板
ブラボー号、仙台に到着。
2011年GWのボランティア活動はこれで全て終了しました。
GW7日目のフォトアルバムはこちら
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