仙石線全線運転再開を前に不通区間を歩いてみた (東名駅~野蒜駅) [被災地訪問]
2015年5月1日(金) 9:50~11:20
東名駅→野蒜駅
この区間は線路沿いに家が点在しています。
しかし、震災後のままの家がまだまだ多数残されていました。
山の方には新線が見えます。
旧線の線路はこの区間も撤去済。
元踏切(線路撤去済)
元踏切(線路が残っている)
野蒜駅が見えてきました。
実は、この野蒜駅は2013年の年末にも訪れていました。
その時の様子を紹介しているのがこちらです。
当時は手つかずのままの状態だったこの駅が改修されてきれいになっていました。
そして、新しいコンビニがオープンしていました。
駅舎の隣にあったコンビニは残念ながら復活することができずに更地になっていました。
駅舎の半分はコンビニ、半分は野蒜地域交流センターになっていて、市民が集える場所になっていました。
現在、震災の被害を伝えるパネル展が行われていました。
鉄道ファンとして被災した車両の写真を見るのは辛かったです。
ホームの崩れた架線は撤去されていました。
この野蒜駅は山側に新駅が作られて、旧野蒜駅は駅舎としての役割は終えましたが、壁には「野蒜駅」の表示が残されていました。
建物の改修工事の時に撤去されてもおかしくなかったのですが、JR東日本の配慮でしょうか。
嬉しいですね。
そして、コンビニには地域の方がひっきりなしに訪れていて、この場所が地域の方が集える場所に生まれ変わったことが実感できてそれも嬉しかったです。
コンビニでごはんを買って遅めの朝食。
かなり疲れていたので、交流センターでゆっくり休みました。
野蒜駅の新駅も見に行ってみました。
旧野蒜駅から10分ほど山に向かって歩いていくと、新野蒜駅が見えてきました。
こちらも駅に向かう道路はまだ工事中で、駅には近づけなかったのですが、ちょうど試運転車両が駅に入ってきたところでした。
電車が走り去った後、ホームには「野蒜」の駅名標が見えました。
今度は復活後に改めて新駅を訪れたいと思いました。
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